2007-09-16

理解不可能な自民党のロジック

asahi.com のこの記事をはじめいろんなニュースサイトの記事によると、自民党福岡県連執行部は、予備選挙をしないで県連の3票全部を麻生太郎に投票することにしたそうだ。理由は、asahi.com によると、「国会議員と地方議員の間にしこりを残したまま総選挙に突入したくない」、mixi.jp に載っていた毎日新聞の記事mixi 会員のみアクセス可能?)によると、「県選出国会議員が真っ二つに分かれ、このままでは次期衆院選も戦いにくい」なのだが、このロジック、オレには理解不可能。県連の中の意見が別れているから、予備選をする、ならよーくわかるのだが、別れているから予備選をしない?予備選をするとしこりが残って、予備選をしないで執行部が勝手に決めればしこりは残らないのか?予備選をしないと県連はまっぷたつに別れないのか?何じゃこりゃ?それに、そもそも、予備選をするかしないかは、総裁選ごとに執行部が決めるような事柄なのか?普通の組織では、こういう手続きは明文化してあって、いつでも同じように対処するべきではないのか?

安倍の辞任発表があった時、自民党の執行部では、次期総裁をどう決めるか?党員選挙をやるかどうか、ということを議論したと聞くが、これも変な話だ。次期総裁の選出手順など、党の規則で決まっているべきことで、前総裁が辞めるごとに決めることじゃないだろ。こんなことしているから、自民党は、前時代的、密室政治だ、談合だ、ということになるのだ。

Comments:
前時代的な政党と思ったら、ウェブサイトは結構いい線いっている。ここでは、総裁候補応援FLASHを募集していて、その募集ページは、「わたしはヤスオ派!」、「やっぱりタロー派!」と、とってもくだけた感じ。ちょっと、若者にこびった感はあるが、まあいいだろう。
・・・が、応募要項を見てびっくり。作品は、CD-ROM に焼いて郵送しろとある。このインターネットの時代に、ソフトウェの納入をするのに、郵送?これは、郵政族の圧力のせい?やっぱり、前時代的だなぁ。
 
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