2007-09-12
アメリカの中学校に驚く(引っ越しの予感)
息子が中学校(middle school)に入った。中学校といっても、通年で6年生から9年生までである。サンフランシスコでは行きたい学校を選べるので、同じ小学校の仲間がたくさん行っく某マンモス校を選んだら、これが間違いだったようだ。ここでの生活は驚きの連続である。
理由はよくわからないのだが、まるで大学みたいに、教科ごとに違う教室に移動しなければならない。休み時間に移動するわけだが、その休み時間が4分しかない。おまけに1学年500人近い生徒のいるマンモス校なので、移動距離も長い。これでは、休み時間は休みに使えず、移動だけでおしまいである。授業後に先生に質問をすることもできないし、勿論遊ぶこともできない。
さらに不思議なことに、ひとりひとりに異なるクラススケジュールが渡されているということだ。ホームルームで会う生徒は、本当にホームルームで会うだけで、あとはバラバラ。これでは、友達もできにくいのではないか?アメリカでは、優等生用のクラスとか、選択制のクラスもあるので、スケジュールが何種類かあるのだったらわかるのだが、どうして個人個人で違うのか、さっぱりわからない。
中学校では、ロッカーが割り当てられ、各自鍵を買って使うことになっている。鍵の購入とロッカーの割当が、一日で終わらなかった。何でも体育の時間にそれは行われるのだが、列に並んで待っていると、体育の時間が終わってしまう、ということが何日もあったそうだ。おかげで、最初の1週間は、ロッカーがなく、重い教科書をデイバッグに入れて引きずって歩く必要があった。(ちなみに、こちらの教科書は、日本のようなソフトカバーの薄い奴ではなく、ハードカバーでやたらと厚くて重い。)
宿題の量も増え、要領よく適当に物事をやることのできない息子は、怒ったり不安過剰になったり。おかげで、親も疲れてしまう。
学校に相談しようとしても、相談員は500人に対して一人だけ。細かい対応は全く期待できない。
のんびりしたアメリカの教育を期待していたら、何だこの時間に追われた学校生活は。これじゃぁ、ニッポンの会社員の方がまだましだ。転校させることも考え始めた。どうせ転向するなら、サンフランシスコじゃなくて、対岸のイーストベイ(東湾地域)へ引っ越した方が、のんびりしていていいかなぁ?でもいろいろ面倒だから、やっぱりサンフランシスコ?
・・・という学校の問題だけでも十分なのに、オレの回りには他にもいろいろ問題がある。まずは、車。このまえ何千ドルも払って直した車だが、早くも調子悪い。直した部品からは正体不明の液体が漏れているし、カーステレオの装着部分はギシギシ音がするし、ハンドルまわしても怪しげな音。また、5年間借りた借家だが、今まで親切だった大家さんの対応が最近いまいち悪い。それに加えて今日は、誰かがいたずらでタクシーをうちに呼んでいるようで、頼んでもないのにタクシーがたくさんやって来た。これは、そろそろ、引っ越せという神の声?車の不要な国と言えば、日本?とにかく、何もかも放り出してどっかに行きたい気分である。
理由はよくわからないのだが、まるで大学みたいに、教科ごとに違う教室に移動しなければならない。休み時間に移動するわけだが、その休み時間が4分しかない。おまけに1学年500人近い生徒のいるマンモス校なので、移動距離も長い。これでは、休み時間は休みに使えず、移動だけでおしまいである。授業後に先生に質問をすることもできないし、勿論遊ぶこともできない。
さらに不思議なことに、ひとりひとりに異なるクラススケジュールが渡されているということだ。ホームルームで会う生徒は、本当にホームルームで会うだけで、あとはバラバラ。これでは、友達もできにくいのではないか?アメリカでは、優等生用のクラスとか、選択制のクラスもあるので、スケジュールが何種類かあるのだったらわかるのだが、どうして個人個人で違うのか、さっぱりわからない。
中学校では、ロッカーが割り当てられ、各自鍵を買って使うことになっている。鍵の購入とロッカーの割当が、一日で終わらなかった。何でも体育の時間にそれは行われるのだが、列に並んで待っていると、体育の時間が終わってしまう、ということが何日もあったそうだ。おかげで、最初の1週間は、ロッカーがなく、重い教科書をデイバッグに入れて引きずって歩く必要があった。(ちなみに、こちらの教科書は、日本のようなソフトカバーの薄い奴ではなく、ハードカバーでやたらと厚くて重い。)
宿題の量も増え、要領よく適当に物事をやることのできない息子は、怒ったり不安過剰になったり。おかげで、親も疲れてしまう。
学校に相談しようとしても、相談員は500人に対して一人だけ。細かい対応は全く期待できない。
のんびりしたアメリカの教育を期待していたら、何だこの時間に追われた学校生活は。これじゃぁ、ニッポンの会社員の方がまだましだ。転校させることも考え始めた。どうせ転向するなら、サンフランシスコじゃなくて、対岸のイーストベイ(東湾地域)へ引っ越した方が、のんびりしていていいかなぁ?でもいろいろ面倒だから、やっぱりサンフランシスコ?
・・・という学校の問題だけでも十分なのに、オレの回りには他にもいろいろ問題がある。まずは、車。このまえ何千ドルも払って直した車だが、早くも調子悪い。直した部品からは正体不明の液体が漏れているし、カーステレオの装着部分はギシギシ音がするし、ハンドルまわしても怪しげな音。また、5年間借りた借家だが、今まで親切だった大家さんの対応が最近いまいち悪い。それに加えて今日は、誰かがいたずらでタクシーをうちに呼んでいるようで、頼んでもないのにタクシーがたくさんやって来た。これは、そろそろ、引っ越せという神の声?車の不要な国と言えば、日本?とにかく、何もかも放り出してどっかに行きたい気分である。
Comments:
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中学について全く同じ事思ってました。
うちの娘も中学始まったばかりです。
短い休み時間と長い移動距離。ランチ休みさえも35分って聞いてびっくりしてます。クラスはバラバラでお友達と話す時間も少ないようです。何とかやっているようですが、小学校とはすごく違いますね。。
引越ししても、どこも同じでは無いですかね。もう少し様子を見てみたらどうですか?
うちの娘も中学始まったばかりです。
短い休み時間と長い移動距離。ランチ休みさえも35分って聞いてびっくりしてます。クラスはバラバラでお友達と話す時間も少ないようです。何とかやっているようですが、小学校とはすごく違いますね。。
引越ししても、どこも同じでは無いですかね。もう少し様子を見てみたらどうですか?
mikichin さん、コメントありがとうございます。クパチーノ在住の方からも同様のコメントを私信でいただきました。どうやらカリフォルニア中(アメリカ中?)どこも同じようです。それにしても、まるで保育園の延長のような生温い小学校と生き馬の目を抜く中学校とのこの急な違いは何なんでしょう?まるで落ちこぼれを作るための制度のようにしか思えません。何が No child left behind だぁ、と思ってしまいます。なるほどだから高い金出して私立に通わせる親がいるのかぁ、と思わず納得。
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