2007-05-17
臨界質量
臨界質量とは、核分裂が連続して起きるために必要な核物質の量のことを言う。これは英語で、Critical Mass というが、同じ名前の全く違う社会運動が、サンフランシスコを始めアメリカの一部の都市である。
これは、自転車で道路を埋め尽くして車中心社会に反旗をひるがえそうという趣旨の運動らしい。サンフランシスコでは、毎月末の金曜日になると、夕方に市の繁華街の中心を通るマーケットストリートの東端に自転車乗り達が結集する。こいつらが、決まった時刻になると、マーケットストリートの片側2車線しかない車道全部を使って一斉に走り始めるのだから、たまったもんではない。町には交通渋滞が起き、バスも遅れる。
自動車社会に対する反対の意思表示というのは共感できるところがないでもないが、しかしこいつら困るのは、信号を無視する、ということだ。彼らのパンフレット(英語)によると、交通法規というのはそもそも車のためにできているので、オレ達は守る必要は無いと、すごい独善的。パンフレットの挿絵には、「おいそこのけ」みたいな文句が書いてある。彼らは、車の陰で危ない思いをして自転車に乗っているうさをはらそうとしているようにみえる。彼らは被害者だから、何をしてもいい、と思ているふしがある。困ったことに、彼らは歩行者もいることをすっかり忘れているようだ。
Critical Mass の間は、歩行者は安心して歩行者が道を横断できなくなる。カリフォルニアの運転手達には歩行者優先という考えが浸透していて、歩行者信号を無視して渡っている歩行者がいても、クラクションを鳴らすでもなくじっと待っていてくれるのだが、この Critical Mass の連中といったら、横断歩道を渡ろうとしている歩行者なぞ、目に入ってないようだ。こんな無茶苦茶、日本でやったらすぐに警察が来てつかまりそうだが、サンフランシスコの「進歩的」市長は市議会は、捕まえるどころか、Critical Mass に友好的である。それで、彼らも図にのって、数ヶ月前、自動車を追跡して、運転手をひきずり出して、暴行を加えるという事件まで発生している。(事件の内容、ちょっと違うかも。)
まったく困った連中だ。
これは、自転車で道路を埋め尽くして車中心社会に反旗をひるがえそうという趣旨の運動らしい。サンフランシスコでは、毎月末の金曜日になると、夕方に市の繁華街の中心を通るマーケットストリートの東端に自転車乗り達が結集する。こいつらが、決まった時刻になると、マーケットストリートの片側2車線しかない車道全部を使って一斉に走り始めるのだから、たまったもんではない。町には交通渋滞が起き、バスも遅れる。
自動車社会に対する反対の意思表示というのは共感できるところがないでもないが、しかしこいつら困るのは、信号を無視する、ということだ。彼らのパンフレット(英語)によると、交通法規というのはそもそも車のためにできているので、オレ達は守る必要は無いと、すごい独善的。パンフレットの挿絵には、「おいそこのけ」みたいな文句が書いてある。彼らは、車の陰で危ない思いをして自転車に乗っているうさをはらそうとしているようにみえる。彼らは被害者だから、何をしてもいい、と思ているふしがある。困ったことに、彼らは歩行者もいることをすっかり忘れているようだ。
Critical Mass の間は、歩行者は安心して歩行者が道を横断できなくなる。カリフォルニアの運転手達には歩行者優先という考えが浸透していて、歩行者信号を無視して渡っている歩行者がいても、クラクションを鳴らすでもなくじっと待っていてくれるのだが、この Critical Mass の連中といったら、横断歩道を渡ろうとしている歩行者なぞ、目に入ってないようだ。こんな無茶苦茶、日本でやったらすぐに警察が来てつかまりそうだが、サンフランシスコの「進歩的」市長は市議会は、捕まえるどころか、Critical Mass に友好的である。それで、彼らも図にのって、数ヶ月前、自動車を追跡して、運転手をひきずり出して、暴行を加えるという事件まで発生している。(事件の内容、ちょっと違うかも。)
まったく困った連中だ。