2009-02-18
パワポ!
仕事で初めて同時通訳なるものを体験した。英語のコンピューター関連の内容の講演を日本人招待客向けにプロの同時通訳者が同時通訳し、通訳の声は赤外線で招待客の持つ受信機に伝えられ、イヤホンで聞くという仕組みだ。まるで国連じゃん。かっこいい。
同時通訳の人というのはどういう頭をしているのだろうと関心してしまった。だって、全く文章構造に違う英語の言葉を日本語に変換するんですよ。簡単な文章、例えば、I love you だって、I を聞いて「私は」までは言えるけれど、love を聞いてもこの時点では述語がわからないので「愛している」とは言えない。you まで聞いて、さらに後ろに何も修飾句が続かないことがわかって初めて「あなたを愛しています」としゃべることができる。ところがこの長い文章を発音している間に、英語の話者は次の文章を始めているので、それを聞く必要がある。いくつものことを同時進行でやらなけらばいけないわけで、まったくすごい仕事だと思う。
まあ、それはともかく、オレは主催者側として、その講演の通訳に重大な間違いがないことを確認する役で、元の英語と通訳の日本語を聞く仕事をしていた。そこで初めて聞いた言葉が、「パワポ」。最初は、きちんと「パワーポイント」と訳していたのだが、いつのまにか「パワポ」になっていた。文脈から、パワポがパワーポイントの略語だろうと推測はできるが、しかし、ちょっと違和感がある。社員同士の会話で使う略語としてはよさそうだが、講演会の招待客に使う言葉としてはいかがだろう?まるでタメグチ聞いているように感じるのは、日本語感覚が古いオレだけ?
それにしても日本語の略語作成能力には、驚く。スターバックス→スタバ、ミスタードーナッツ→ミスド、パーソナルコンピューター→パソコン、パワーポイント→パワポ、と、とどまるところを知らない。Internet Explorer は、いったい何と略されているのだろうか?
同時通訳の人というのはどういう頭をしているのだろうと関心してしまった。だって、全く文章構造に違う英語の言葉を日本語に変換するんですよ。簡単な文章、例えば、I love you だって、I を聞いて「私は」までは言えるけれど、love を聞いてもこの時点では述語がわからないので「愛している」とは言えない。you まで聞いて、さらに後ろに何も修飾句が続かないことがわかって初めて「あなたを愛しています」としゃべることができる。ところがこの長い文章を発音している間に、英語の話者は次の文章を始めているので、それを聞く必要がある。いくつものことを同時進行でやらなけらばいけないわけで、まったくすごい仕事だと思う。
まあ、それはともかく、オレは主催者側として、その講演の通訳に重大な間違いがないことを確認する役で、元の英語と通訳の日本語を聞く仕事をしていた。そこで初めて聞いた言葉が、「パワポ」。最初は、きちんと「パワーポイント」と訳していたのだが、いつのまにか「パワポ」になっていた。文脈から、パワポがパワーポイントの略語だろうと推測はできるが、しかし、ちょっと違和感がある。社員同士の会話で使う略語としてはよさそうだが、講演会の招待客に使う言葉としてはいかがだろう?まるでタメグチ聞いているように感じるのは、日本語感覚が古いオレだけ?
それにしても日本語の略語作成能力には、驚く。スターバックス→スタバ、ミスタードーナッツ→ミスド、パーソナルコンピューター→パソコン、パワーポイント→パワポ、と、とどまるところを知らない。Internet Explorer は、いったい何と略されているのだろうか?