2009-01-12

アメリカ大統領の不思議

1月20日のオバマ新大統領の就任まで残すところあと1週間足らず。アメリカの長い暗黒の時代がやっと終えようとしている。(経済は暗黒のままだが。)

で、新聞報道の見ていてわからないことがいくつかある。

ひとつは、大統領の就任式に何ミリオン(何十だったかも)ドル、つまり何億だか何十億円もかかって、その費用の大半は寄付金でまかなわれている、ということだ。たかが就任式に何でそんなにお金がかかるのだろう?ホワイトハウスに関係者だけこじんまりと集めれば、そんなに金はかからないはずなのに、きっと大会場に何千人か集めて、ハデにパーっとやるんだろうなぁ。日本人の感覚からすれば、この経済の非常時にそんな金あるんだったら、失業対策にまわせといいたいが、そうならないところがアメリカだ。うーん、よくわからん。しかもこの寄付金の出所、大半が、(元?)ヲールストリートの重役連中らしい。つまり、血税を投入した先だ。何だかワイロみたいだなぁ。オバマにしてそういうのを断われないとは、アメリカの政治とカネの癒着は複雑なようだ。

もうひとつ納得いかないのが、長官等の人事。こういうのは大統領が決めて議会が承認ということになっている。なので、大統領が就任してから正式に人事を発表して、それから議会が承認するのかと思っていたら、もう下院で承認するかどうかの公聴会だか何だかが始まっている。何だか順番逆じゃないか?ようわからん、アメリカ。

ま、何はともあれ、来週火曜日からアメリカが少しずつよくなることを願いたい。(でも、オバマ、アフガニスタンの戦力は増やすとか言ってるしなぁ。大丈夫かなぁ。)

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