2008-05-09

物価急上昇中

アメリカでは郵便料金がまた上がる。また、というのは、ここのところ毎年上がっているからだ。何年か前に法律が通って、毎年少しずつ上げれるようになったらしい。オレがアメリカに再上陸した7年前は、国内普通封書料金が確か22セントで、いやあ、アメリカの郵便局はえらいなぁ、日本のハガキの半分以下じゃん、と驚いていたのだが、それがじわじわと上がり続けて来週からは、42セント。7年前のほぼ2倍だ。(まあそれでも日本の80円のほぼ半分だが。)

ガソリンの上がり方もべらぼうだ。ガソリンは世界的に上がっているわけだが、上昇率でいうとアメリカはめちゃくちゃ、7年前は、1ガロン(約4リットル)が 1.6 ドルぐらいだったのが、去年あたりに2倍の 3.2 ドルを突破、最近は4ドルである。(ちなみに、カリフォルニアは、空気汚染防止のため、他州と違うブレンドの使用を義務づけているので、他州に比べて高い。)2.5 倍だ。車社会でこんなことが起きてよく暴動にならないものだとオレは感心している。

ガソリンが上がると輸送費があがるので、他のものも当然のように高くなる。さらに世界的な小麦不足により、パンやら何やらも上がる。牛乳不足のため牛乳もあがり、バターもあがり、あれもあがりこれもあがり・・・。今日、ケーキを買ったら同じものが3年前の2倍の値段であった。

外食の値段も無茶苦茶だ。平日の昼食によく行く職場近くの中華料理屋で、昔は3ドルちょっと買えたワンタン麺が、今や6ドル近くする。家の近くのメキシコ 人相手のブリトー屋のブリトー。7年前は3ドルちょっとだったのが、5ドルだ。だいたい2倍になった感じ。そういや昔はハウスワインなら1杯5ドル以下が相場だったのが、いつのまにやら7ドル、8ドルがあたりまえ。デザートも10ドル近くしている。

これで給料も2倍になっていれば別に問題ないのだが、他の人はどうか知らないが、オレはほぼ平面に近いようなカーブでしか上がっていないので、困る。まったくアメリカも、いやベイエリアは、というべきか、ずいぶん暮らしにくくなったもんだ。

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