2009-02-14

空港免税品店は本当にお得?

前々から疑問に思っていることに、免税品店の酒は本当に安いのか、ということがある。
確かに免税だから、税金のかからない分は安いのだろうが、しかし店は空港に多額のテナント料を収めるだろうし、店の数が少なくて競争原理が働きにくいので、売価そのものが高いのではないか?おまけに最近は、液体物の機内持ち込み制限のおかげで、免税品店で買うしか持ち込む方法がないという追い風が吹いているから、免税品店は値段を安くする必要がない。

実際のところ、何年か前アルゼンチンのブエノスアイレスの空港で買ったアルゼンチン産ワインは、実はサンフランシスコの酒屋で買ったほうが安いということは、体験している。では、日本酒は?今回は、成田空港免税品店での酒の値段を比較してみた。

といっても、オレの頭のメモリーは8ビットしかないので、比べたのはたった1つだけ。有名な、久保田の万寿720ml入りである。これ、成田空港内のどの免税品店を見ても、8000円で売られていた。協定価格としか思えない。(公正取引委員会の出番だ。)いくら久保田の万寿でも、これ高くない?1升瓶並の値段じゃん。と思って買わずにパスした。帰宅後、万寿を製造している朝日酒造のサイトで調べてみたところ、直販オンライン価格は、3664円とある。やっぱり。空港での値段は、2倍以上していたわけだ。ちなみに8000円にあと169円追加すれば、直販だと一升瓶が買える。おい、これ、あんまりじゃん。(公取委頑張れ!)

でも念のためと思って、インターネットで検索できた、成田空港内某免税品店での真澄
真澄山花(ますみ・さんか)720ml入りの値段を調べてみたところ、免税品店では2400円に対し、真澄オンラインショップでの価格は2415円(税込み)で、こちらは免税品店の勝ち。ということで、免税品店は損、とも一概には言えないようだ。

オレが一番気になるのは、日本へのおみやげのカリフォルニアワインをは、サンフランシスコ国際空港内免税品店で買うべきかどうかということ。空港内にワイン専門店があることはあるのだが、聞きなれないブランドのものが多い。これは、いつもオレが安ワインしか飲んでないためなのか、それとも聞いたことないワイナリーの直営店なのかよくわからん。どなたかご存知の方?

Comments:
空港で買うよりはお店で買ったほうがワインは安い気がしますね。特にコスコとかではかなり良いお値段で買えますね。私はウイスキー飲みですが、ウイスキーは同じものでもアメリカの免税よりは日本のほうが安いですね。物によってはBevMoのほうがどっちよりも安かったりもしますが、免税にしか出ていないものもあるのでいつも考えさせられてます。
 
ちなみにHajimeからのコメントは私ハジポジでした。
 
有益な情報ありがとうございます。
私も全く同じ疑問を抱いていましたが、調べるのが面倒で確認しないでいました(多分、ほとんどの方が同じ疑問を持っているのでしょうね)。

しかし、空港免税品店の万寿の値段はありえませんねー。暴利をむさぼりすぎです。もう必要なもの以外は空港で物を買わないことにします。

もうひとつ、常に疑問なのは飛行機内での免税品の買い物。食事が終わると、フライトアテンダントがカタログ広げながら歩いてきますが、あれでものを買っている人を見たことがありません。確か、あのカタログにもウィスキーなんかはあったと思うんですが、やっぱり小売店で買った方が安いんでしょうね。
 
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