2009-01-24

MacBook またまた入院

12月に突然の機能停止をして入院したオレの愛機 MacBook だが、またまた入院した。今度は、OS が内蔵カメラを認識しなくなったことと、タッチパッドのスイッチが、1回押しただけで2回押したのと同じ動作をするようになったためだ。内蔵カメラだが、オレはカメラはほとんど使わないので、実は結構長期間壊れていたんじゃないかと思う。前回の修理の時に修理エンジニアがカメラに誤ってさわるかなんかしたんじゃなかろうかと疑うのだが、真相は不明だ。修理の結果、カメラとタッチパッドだけじゃなくて、ケースの上側全部交換となった。これにはキーボードも含まれていて、今この記事は新品キーボードで書いている。キートップが摩耗してないためか、とても打ちやすい。

例によって AppleCare Protection を買っておたので修理代はタダ。しかし、今回は修理にのべ6日もかかったので、大変不便であった。修理から直って来た MacBook をオレは思わず抱きしめたくなったぐらいだ。(抱きしめなかったが。)

思うに、この MacBook、よく壊れた。オレの記憶が確かならば、最初に電池交換、次にロジックボードというコンピューターの中枢を交換。さらに、ハードディスクを交換して、今回はカメラとトラックパッドとその廻りのカバーも交換だ。つまり買って来た時のままなのは、ディスプレイと上蓋とDVDドライブと筐体だけ。コンピューターの8割ぐらいが交換されたことになる。これならいっそのこと最初に壊れた時にコンピューターを新品と交換した方が、アップル社にとっても安くついたのではなかろうか?

実はあと半年ほどで Apple Care Protection の期間が切れる。その後壊れたら修理費は自腹。どうかこれが最後のメジャーな故障であってほしい。それとも、いっそ、DVD ドライブとディスプレイも Apple Care Protection 有効期限内に壊れてくれれば、ほとんどの主要部品が入れ替わったことになるので、その後は故障がなくていいかも。

2009-01-18

今度の火曜日に大統領は就職する

我が家にあるカレンダーは中国語である。サンフランシスコ市教育委員会の発行する、学校の行事予定が載っているカレンダーで、学校で配布している。いつもは英語版をもらって来るが、今年は英語版が品切れになってしまい、余った中国語版をもらってきた。サンフランシスコは、中国人人口が多いので、市の公報類はたいていスペイン語とともに中国語でも行うため、このようなカレンダーが存在する。

中国語だが、教育委員會會議、のようにほとんど日本語と同じものとか、冬季放暇(日の代わりにニンベン)=冬期休暇のように、ちょっと考えればわかるものが多い。日本が漢語文化圏にあることに感謝する。

それで、1月20日のところをながめると、總統就職日とある。ふーむ。アメリカ合州国の President は、大統領ではなく、總統だったのだ。なんだかヤクザの元締めのようだな。そして
總統は、就任せずに就職する。何だ、これじゃ新卒学生と同じじゃん。

中国は近くて遠い国であった。

2009-01-16

紙クズになった電話加入権

久しぶりに日本出張がありそうなので、帰った機会にもう使いそうもないNTTの電話加入権を売ろうと思ってネットで調査をした。まずはどのくらいで売れるのかと調べたら・・・・えっ、2000円?2万円の間違いでしょ。0がひとつ抜けてない?確かこれ、昔5万円ぐらいで買わされなかったっけ?もうちょっと安ったかもしんないけど、1万円以下ってことはなかったよね。じゃ、違う業者を調べてみようか。えっ、1500円?じゃ違うところは?「取り扱い中止しました」。えっ?

そりゃ、NTT が、電話加入権なしでも電話をひけるようにしたのは知ってたけど、確か毎月の電話代に差をつけていたから、加入権の価値はそこそこあったはず。買い取り価格が1万5000円だか何だかに減ったところまでは知っていた。でも、2000円って、そんな極端に下がったのはどういうわけだ?ひょっとして、その差を極端に縮めるような価格改定があったのだろうか?いったいどうなってんるんだ?

でもしかたない。2000円でも、売れればいいや。売るには何を持っていけばいいんだ?と、調べたところ、印鑑証明が必要とある。オレは海外に住んでいるので、そんなものはなくて、通常はその代わりに署名証明なる舌をかみそうな名前の証明書を領事館に発行してもらうことになる。で、この手数料を調べたら、15ドル。おおざっぱな話、1500円。すると、500円しか残らないじゃん。サンフランシスコで領事館に行くバス代やら、東京で業者のところに行く電車代を考えると、足が出る。

つまり、しばらく日本を空けている間に、電話加入権は紙クズになってしまったというわけだ。

これ、ちょっとひどくない?よく日本の人、誰も怒らないね。アメリカなら絶対訴訟もんだ。そもそも電話加入権というのは、NTT が電電公社だったころ、電電公社の設備の投資費用の一部を消費者に負担させたものだから、民営化された時点で、加入権はNTTの株(1株の価値はならないから、0.01 株とか)に交換されていてしかるべきものじゃないのか?それでも、企業の持っている電話回線の資産価値の減少に関しては、税制上の優遇措置を講じたという噂もきくが、一般消費者は、ただ指を加えて価値が減少するのをおとなしくながめていた、ということか?ニッポン人、おとなしすぎない?

クソー、オレの5万円(?)を返せーーーーー

2009-01-15

MIT Tシャツの謎

去年11月にマサチューセッツ州ケンブリッッジ市(ボストンの隣)へ出張した際、MIT(マサチューセッツ工科大学)の生協で MIT のTシャツを買った。

これ、数回着た後洗濯してタンスにしまっておいたのだが、これを昨日着ようと思って出すと、何やら数字があるのに気づいた。61という数字が、MIT の校章にひっかかってある。よくみると結構雑な作りな数字のワッペン。さては洗濯の際に違う服についていたのがたまたまくっついたのかと思って取ろうとするが、取れない。よく観察すると、Tシャツの裏地にも同じ形の片割れみたいなのがって、両側から縫い付けてある。アイロンで押してつけるシロートのワッペンではない。プロ用のミシンがないとこれは不可能ではないか?

あれっ、ひょっとして初めっからこの数字はTシャツについていて、買う時見落としたのかなと思って家族に聞くが、誰もこんな’数字を見た覚えはない。

とすると・・・、誰かが家に留守中に忍び込んでTシャツを持っていき数字のワッペンをミシンで縫い付けてタンスに返したってこと?とっても手の込んだいたずら?でも何のために?16って何の意味?謎は深まるばかりである。気味悪い。

2009-01-12

アメリカ大統領の不思議

1月20日のオバマ新大統領の就任まで残すところあと1週間足らず。アメリカの長い暗黒の時代がやっと終えようとしている。(経済は暗黒のままだが。)

で、新聞報道の見ていてわからないことがいくつかある。

ひとつは、大統領の就任式に何ミリオン(何十だったかも)ドル、つまり何億だか何十億円もかかって、その費用の大半は寄付金でまかなわれている、ということだ。たかが就任式に何でそんなにお金がかかるのだろう?ホワイトハウスに関係者だけこじんまりと集めれば、そんなに金はかからないはずなのに、きっと大会場に何千人か集めて、ハデにパーっとやるんだろうなぁ。日本人の感覚からすれば、この経済の非常時にそんな金あるんだったら、失業対策にまわせといいたいが、そうならないところがアメリカだ。うーん、よくわからん。しかもこの寄付金の出所、大半が、(元?)ヲールストリートの重役連中らしい。つまり、血税を投入した先だ。何だかワイロみたいだなぁ。オバマにしてそういうのを断われないとは、アメリカの政治とカネの癒着は複雑なようだ。

もうひとつ納得いかないのが、長官等の人事。こういうのは大統領が決めて議会が承認ということになっている。なので、大統領が就任してから正式に人事を発表して、それから議会が承認するのかと思っていたら、もう下院で承認するかどうかの公聴会だか何だかが始まっている。何だか順番逆じゃないか?ようわからん、アメリカ。

ま、何はともあれ、来週火曜日からアメリカが少しずつよくなることを願いたい。(でも、オバマ、アフガニスタンの戦力は増やすとか言ってるしなぁ。大丈夫かなぁ。)

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