2008-01-29

KY ってひどくないか?

インターネットから入手した情報では、KYと書いてKuuki ga Yomenai = 空気が読めない、だそうだ。書くだけではなく、話し言葉でも使うらしい。「あいつ、KY だからよー。」
でも、この省略方法ひどくないか?KY=空気を読む、空気がよめる、という意味で、「あいつ KY できないから」みたいに使うならならわかるが、どうして読めない、なんだ?これじゃあ、NHK=日本放送教会じゃないなのか?(その通り。正解は「協会」。)

ちなみにこの手の省略語が流行っていて、例えばこんなにあるらしい:
しかしひどいね。ZT=ずっと友達、とあるが、オレは、絶対友達じゃない、と読みたくなる。

と思っていたのだが、よく考えると、すでに定着していて何の疑問も持たずに使っている省略語にも、結構いい加減なものがあることがわかった。それは、「電卓」だ。これ、オレの記憶が確かならば、「子式上計算機」の略だ。肝心の機能「計算機」が略の中に全く現れないので、「電卓」と言われても実は「電子式卓上ラジオ」かも、「電子式卓上テレビ」かも、「電子式卓上灰皿」(そんなのあり?)かもしれないではないか。

2008-01-23

マグロの食べすぎに注意

「寿司のマグロに高濃度水銀検出」というニューヨークタイムズ紙の記事(英文) を読んでおったまげた。これ、タイムズ紙が寿司屋やスーパーで買った寿司をそれを専門家に依頼して分析した結果を記事にしたものだ。

どうせ中国人や韓国人が経営する安寿司屋で使っている安マグロが水銀に汚染されているとかいう話だろうと思っていたら、話は逆。、対象となった店には、Nobu Next Door (料理の鉄人で鉄人だった人経営の店)みたいな高級店も入っている。ニューヨークの寿司屋事情は知らないが、どうも、高級店に絞った雰囲気もある。そしてわかったことは、どうやら、高級なマグロほど水銀含有量が多いらしい、ということだ。スーパーとかで売っている寿司は、概して水銀含有量が少ないそうだ。

この記事の結論としては、1週間にマグロの寿司6個以上食べるべきではない、とある。違う専門家は、3週間に一度しかマグロの寿司は食べるなと警告している。

ま、うちは、ビンボだから、食べたくても食べられないから安心、というわけではない。シーチキンとか言う名前で売られている魚も、マグロも、同じツナの一種なので、高級マグロほどではないにせよ、結構水銀含有量が多いらしいということだ。何年か前に読んだ記事では、貧乏人の味方シーチキンも毎日は食べないほうがいい、とあった。特に妊婦は要注意。

ところで前から不思議だったのは、こういう記事が世界中で出ているのに、魚の大量消費国日本発のメディアでは、あんまりこういう話を聞かないということだ。これは、政府の怠慢か、それとも漁業団体からの圧力か何かのせいだろうか?いったい、水俣病から何も学習していないのか?

さすが水俣市のある熊本県の熊本大学では、ちゃんとこういう研究をしている人がいて、どの魚をdのくらい食べてよいというわかりやすい解説があった。下記↓をクリックしてみよう。

追記:このブログを書いた直後に、asahi.com にニューヨークタイムズの記事の紹介記事が出ていた:マグロから高水準の水銀 NYのすし店、鉄火丼中止も

さらに追記:読者の方からモントレー水族館の情報ページを紹介された。↓
米国向けだが、かなり詳しくどれは安全でどれは危険と書いてある。例えば、同じYellowfin Tuna (一般には Ahi Tuna という名前で売られている。和名はキハダ?)でも、大西洋でトロールか一本釣りで取ったのは安全だけど、他の地域で延縄(はえなわ)漁法で取って缶詰で売っているのは避けろとある。ほんまかいな?

2008-01-10

コンピューターだって掃除してほしい

良い子の読者の皆さんは、勿論年末の大掃除はきちんとしたと思うが、それにひきかえ、オレは、大晦日の日にあわてて掃除を始めた。が、勿論1日(というか2時間)で家の中を全部やるのは無理なので、机の上だけという控えめな目標を設定した。まずは机上にうず高く積まれたいつのものかわからないレシートなどを片付けた後、机上のものを移動しながら、机の上を水拭きしていると、机上のタワー型 Dell の金具のつなぎ目とかからホコリが見える。あれー?と思って、掃除器で取りあえず吸い込んだが、よく見ると、あちこちにホコリがたまっているのがわかる。特に、冷却ファンのところがひどい。これはどうしたものかと、本体の蓋をあけて、中を見ると、おぉおおおおお、これはなかなかひどい。
あちこちにホコリがたまっている。これ、ほっとくと、冷却性能が落ちて内部の温度があがって故障したり、ひょっとしてホコリが発火したりとかなるんじゃなかろうか?中々危険ですらある。あわててホコリ掃除機で吸い取った後、軽く水拭きした。(きつくしぼって、水滴が部品に落ちないように注意。)コンピューターもたまには掃除してあげるのが良さそうだ。

2008-01-04

(タテ)モノを大切にしない日本人

インターネット新聞で断片的に知っているだけだが、日本(政府?民間団体?誰?)は、MOTTAINAI を新たな国際語にしようとしているようだ。その根底には、日本ではゴミの分別もきちんとして、昔からもったいない、もったいないと言って、リサイクルに熱心だ、という己惚れ(うぬぼれ)があるように思える。

確かに、小物については、日本人はリサイクル(というか、ゴミの分別)に熱心なようだ。特にビンやカンの再利用については、アメリカ人の2倍は熱心だ。(でも2倍だよ。この資源浪費国でも、30%ぐらいは再利用されているらしい。)しかし、コトが、自動車や建物に及ぶと、いったいMOTTAINAI精神はどこに行ってしまったんだろうと思うことが多い。

例えば asahi.com の「ウルトラセブンに登場の『ピラミッド』、さようなら」という記事によると、学習院大学にある有名な建物が老朽化を理由に解体されることになったそうだ。しかし、老朽化と言っても、築47年。他の国の基準だと、ちっとも古くない。サンフランシスコでも築100年ぐらいのビルは別に珍しくないし、アルゼンチンとか行くと築2〜300年のビルがざらにある。築47年なら、内部の施設だけ近代化すれば、そのまま使えると思うのだが、違うのだろうか?ビルの解体なんてしたら、とんでもない量の廃材が出るだろ。

さらに車。日本では、車は10年たったら買い替えということになっているが、アメリカ人は修理をして走れなくなるまで乗る。日本では見かけなくなった年代物の日本車が現役だったりする。まあ古い車は排気ガスで地球を汚染するという問題はあるが、しかしやたらと捨てていたら資源の無駄だ。日本人ももう少し長く乗ってもいいのではないだろうか?

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