2007-01-19
はじめてのハワイ(その2)〜燈台下暗し〜
お断り: この記事は二日前に投稿したものですが、システムの都合で順番が狂って掲載されたので、再投稿します。すでに読んだ方はごめんなさい。

この旅で泊まったのは、Outrigger Kauhou(ケアウホウ) Beach Resort というホテル。Outriger は、グアムとかにもホテルをかまえる中堅ホテルチェーンだ。着くなりいきなりびっくりしたのは、フロントが半屋外というか、オープンエアだとということ。一応ビルの中にあるが、フロントと外を隔てる壁がないのだ。とても南の島っぽくていいが、しかし嵐の時はどうするんだろうね?
毎度無計画なオレ達は、あまり下調べということをせず行き、付いた日の翌朝にやっとガイドブックを真剣に見始めるという始末。だらだらと一日目の計画を練り終わったのは昼過ぎ。すでに半日損をしたではないか。で、第一日目は、キラウエア火山の国立公園へ、火口跡と、現在も流れるという溶岩と、できたらそこからちょっと離れた海岸にたくさんいるらしいウミガメを見に行くことにした。まあそんなに大きな島じゃなさそうだから、大丈夫だろうとタカをくくっての話だ。
だが、この計画は、出発後30分にすでに挫折。ハワイ島の幹線道路は一部を除いて片側一車線で、結構渋滞が発生するのだ。また所々くねくね道があり、息子が車酔い状態になって、途中で休憩を入れなければ行けない。まともなランチを出しそうなレストランをさがすのにやたらと時間がかかった。そして、ハワイは思ったより広い。
そんなこんなで、国立公園についたのが3時近く。火口跡をちょっと見た後、今度は溶岩流を見るため海の近くまで降りて駐車。駐車場から、車進入禁止となった元舗装道路を歩いて行くと、途中でその道路は溶岩の下敷きになっている。といっても熱いドロドロの溶岩ではなく、何年か前に流れて固まった溶岩だが、形だけはまるで今でも流れているようだ。それからさらに、固まった溶岩の上を歩いて行くと、はるか向こうの海に煙が見える。どうもこれは、熱い溶岩が海に流れ着いて水蒸気を発生しているためのようだ。日没になるとその場所が赤く光って見えるらしいのだが、無計画なオレ達は懐中電灯を持ってなかったので、日没前に車に戻る必要があり、あきらめて引き返す。オレ達とは逆に、一没後の溶岩を見る人達がたくさんすれ違って行く。やはり、この種の旅にはある程度の計画は必要であるということを再認識。
6時半ごろ国立公園を後にして、帰路に着くが、なかなかホテルのまで着かない。途中で食事をしたいのだが、レストランはまばらにしかなく、これはと思ったところはもう店じまいしている。ハワイ島の店はすぐしまるようだ。バーのついてでにレストランもやってます、といった感じの店を見つけて入る。もう8時半近くだからかどうかは知らないが、店内に客は一組もいない。(バーにいるようだが、レストランからは見えない。)こりゃー大変な所に来てしまったと思ったが、もうすでに遅い。他に選択肢はないのだ。メニューを見たら、何とチキンカツカレーとハンバーグ定食があるので、それを頼んだ。ハンバーグは、まあハンガーグ自身はそこそこおいしいのだが、アメリカにしてはずいぶんこぶりで、付け合わせはご飯だけというのがさびしかった。だが、チキンカツカレーはなかなかいけた。アメリカ風にでかいチキンカツが二つあり、それがご飯の上に乗っていて、日本風のカレーがかかっている。いかにもアメリカ風のレストランで、なかなか和風のチキンカツカレーが食べられるとは思ってなかったので、感激だ。
というわけで、一日目は、かなり効率の悪い動き方をしたため、噂のウミガメは見れなかった。二日目、三日目は、シュノーケルやら渓谷乗馬ツアーやらに参加したので、ウミガメ見れず。しかし、三日目の晩に意外なことを知る。ホテル内のコインランドリーで乾燥機の仕上がりを待っている時、暇だったので、同じく乾燥機の仕上がりを待つ宿泊客と話をした。すると、ウミガメもいるし、シュノーケルだけでも熱帯魚が見えるスポットが、近くにあるというのだ。そこが、今回の旅行で彼女が一番お気に入りの場所だというのだ。えっ、そんな素晴らしいところがあるんですか?そこどこなんですか?と訪ねると、えっ、我々のホテルの横のビーチ?うむ、そういえば、ホテルにチェックインした時に鍵を入れて渡してくれた封筒にはカメの写真が印刷してあったなぁ。
というわけで、翌朝さっそく、ホテルのプールを横切って歩いて、隣の公共の海岸へ行く。こんな岩場ばっかりの海岸なのに人がたくさん。いったい皆何をしてるんだと思ったら、おおいるわいるわ、ウミガメがいるではないか!シュノーケルで潜ると、確かに魚も、数も種類も豊富。何だこんなことなら、わざわざスキューバダイビングなんてする必要ないじゃん。それにしても、燈台下(もと)暗しとはこのことだ。
まだまだ続く(たぶん)

この旅で泊まったのは、Outrigger Kauhou(ケアウホウ) Beach Resort というホテル。Outriger は、グアムとかにもホテルをかまえる中堅ホテルチェーンだ。着くなりいきなりびっくりしたのは、フロントが半屋外というか、オープンエアだとということ。一応ビルの中にあるが、フロントと外を隔てる壁がないのだ。とても南の島っぽくていいが、しかし嵐の時はどうするんだろうね?
毎度無計画なオレ達は、あまり下調べということをせず行き、付いた日の翌朝にやっとガイドブックを真剣に見始めるという始末。だらだらと一日目の計画を練り終わったのは昼過ぎ。すでに半日損をしたではないか。で、第一日目は、キラウエア火山の国立公園へ、火口跡と、現在も流れるという溶岩と、できたらそこからちょっと離れた海岸にたくさんいるらしいウミガメを見に行くことにした。まあそんなに大きな島じゃなさそうだから、大丈夫だろうとタカをくくっての話だ。
だが、この計画は、出発後30分にすでに挫折。ハワイ島の幹線道路は一部を除いて片側一車線で、結構渋滞が発生するのだ。また所々くねくね道があり、息子が車酔い状態になって、途中で休憩を入れなければ行けない。まともなランチを出しそうなレストランをさがすのにやたらと時間がかかった。そして、ハワイは思ったより広い。

6時半ごろ国立公園を後にして、帰路に着くが、なかなかホテルのまで着かない。途中で食事をしたいのだが、レストランはまばらにしかなく、これはと思ったところはもう店じまいしている。ハワイ島の店はすぐしまるようだ。バーのついてでにレストランもやってます、といった感じの店を見つけて入る。もう8時半近くだからかどうかは知らないが、店内に客は一組もいない。(バーにいるようだが、レストランからは見えない。)こりゃー大変な所に来てしまったと思ったが、もうすでに遅い。他に選択肢はないのだ。メニューを見たら、何とチキンカツカレーとハンバーグ定食があるので、それを頼んだ。ハンバーグは、まあハンガーグ自身はそこそこおいしいのだが、アメリカにしてはずいぶんこぶりで、付け合わせはご飯だけというのがさびしかった。だが、チキンカツカレーはなかなかいけた。アメリカ風にでかいチキンカツが二つあり、それがご飯の上に乗っていて、日本風のカレーがかかっている。いかにもアメリカ風のレストランで、なかなか和風のチキンカツカレーが食べられるとは思ってなかったので、感激だ。
というわけで、一日目は、かなり効率の悪い動き方をしたため、噂のウミガメは見れなかった。二日目、三日目は、シュノーケルやら渓谷乗馬ツアーやらに参加したので、ウミガメ見れず。しかし、三日目の晩に意外なことを知る。ホテル内のコインランドリーで乾燥機の仕上がりを待っている時、暇だったので、同じく乾燥機の仕上がりを待つ宿泊客と話をした。すると、ウミガメもいるし、シュノーケルだけでも熱帯魚が見えるスポットが、近くにあるというのだ。そこが、今回の旅行で彼女が一番お気に入りの場所だというのだ。えっ、そんな素晴らしいところがあるんですか?そこどこなんですか?と訪ねると、えっ、我々のホテルの横のビーチ?うむ、そういえば、ホテルにチェックインした時に鍵を入れて渡してくれた封筒にはカメの写真が印刷してあったなぁ。

まだまだ続く(たぶん)