2010-04-07

日本のチマチマ文化も韓国には完敗

ニッポンの食べ物と言えば、弁当!それも幕の内弁当だ。

例えばこちらに住む中国人が家でつめて(「作って」とは言わない)職場に持って来る弁当なんて、簡単で、ご飯の上に鶏のとさか(足だったかも)を生姜醤油で煮たやつをぼつんと乗せてあるだけだったり、せいぜいたまに豪華にチンゲン菜の油炒めがついていたりだ。アメリカ人なら、サンドイッチとか、夕食の残り。サンドイッチといっても、パンにピーナッツバターを塗っただけ、なんてのもある。ま、とにかく、同じものを大量に食べる。よく飽きないなぁ。

それに比べて我がニッポン人は、すばらしい。小さな箱を区切って、いろんな種類のおかずをちまちまと並べて、少量多種。いろんな味が楽しめるが、しかしちょっと豪快感というか野性味というかは欠ける。オレはこれを密かにチマチマ文化と呼んでいる。

ところが、上には上がいた。日本のお隣韓国。オレの住んでいるアパートの廻りは、エチオピア人と韓国人の多い地域のようで、韓国レストランがたくさんある。そのひとつに行って、平日限定ランチスペシャル税込み$10(でもアメリカのチップという悪習のため、実際には$11払うはめになる)を頼んでみた。そしたら、メインディッシュの前に、小皿がたくさんやってきた。来るわ、来るわ、全部で12皿。これ、幕の内弁当に入っているおかずの種類より多いじゃん。おなじみキムチから、モヤシ、小魚、小芋の甘煮、リンゴのサラダ風、その他いろいろ。いやぁ、もう負けました。完敗です。脱帽です。

これ、ちなみに、もっと安めの違うレストランで$8ぐらいの定食を頼んだ時でも、やっぱり小皿がたくさん出て来た。さすがに12皿はなかったが、8皿ぐらいはあったと思う。

アメリカでこれだから、韓国でレストラン行ったらもっと来るのかなぁ?行ったことある人?

ところで、日本にも、在日韓国人経営の焼き肉屋がたくさんあるが、 なんで日本に来ると韓国料理はあんなに高くなるのかねぇ。付け合わせの小皿なんてお金出さないと来ないし、ご飯のお代わりだって有料だし。韓国に近いんだから、アメリカよりもっと韓国風でいいはずなのに、不思議だ。

追記:似たようなブログを過去に書いたような気もするが、年寄りのやることなので気にしないように。

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