2010-04-25
在外日本人が久しぶりに見たニッポン雑感
1年2ヶ月ぶりにニッポンにやってきて、ああニッポンってこんな国だったよねぇと改めて感心したことやらを適当に並べてみる。
土足厳禁
ユニクロで試着室に土足で入ろうとして怒られしまった。訪ねて行った家で、スリッパをすでに履いているにもかかわらず、トイレに入る時は、トイレ専用スリッパに履き替えることに新たな驚き。
混合水栓
温度を指定すれば、ひたすらその温度のお湯を提供してくれるすばらしい発明。何でアメリカにはないのだろう?ずぼらなアメリカ人も喜ぶと思うのだが。
ウォシュレット
ウォシュレットのさらなる普及度にはびっくりだ。公園と町中と駅の公衆トイレ以外、どこもかしこもウォシュレット。個人的には、いちいち水をかけていては、乾かすのに時間がかかって、そんなに好きではないのだが、痔になったら重宝するだろうな。でも日本人ってそんなに痔の人多いの?
ハンカチ不要
アメリカでは、トイレにペーパータオルか、乾燥器がついているのが普通だから、ハンカチなんて持ち歩かない。ハンカチは、もっぱら日本旅行用だ。だが今回の旅行では、あまりハンカチの用にならなかった。日本でも、ペーパータオルか乾燥器がつくのが当たり前になってきているようだ。地球環境保護の点からすると、いいことなのか疑問だが、便利なことは便利だ
回転寿し、吉牛、鰻丼
日本訪問時に必ず食べるのがこれ。回転寿しは、一皿100~130円で、おいしく新鮮。腹一杯食べても1000円ちょっと。アメリカの回転寿司だとこれが$30(3000円)位になる上、ネタが新鮮じゃない。吉野家の牛丼は、安くてうまい!鰻は、アメリカでは、鰻の捕獲が禁止されているので、加工済み輸入ものしか食べられない。
暴走チャリ
歩道を走っていて、ちりんちりんと鳴らしさえすれば人がのくと信じて、スピードを緩めようとしないチャリ。昔からいるが、まだやっぱりいた。困ったものだ。歩道は、歩く人の為のもので、自転車にはお情けで使わせてやっているということがわかってないようだ。
禁煙化
社会の禁煙化が意外と進んでいるのにはびっくりした。路上喫煙禁止の場所が多いし、上島珈琲は、禁煙席の方が多かった。(もっとも禁煙席は余っていて、喫煙席は満席だったが。)一番びっくりしたのは、サルサクラブが以前のように煙たくないことだ。灰皿が置いてあるにもかかわらず、吸っている人をあまりいなかった。いいことだ。
話変って、エクセシオール。ドトールの別ブランドらしいが、かなり変。以前にも書いたと思うが、サイズの分類 S/M/L の S をショートと呼んでいる。おい、S/M/L の時の S は、スモールだよ。小さい飲み物をショートと呼ぶのは、(アメリカの)スタバのでっちあげで、あちらは、そもそも大きいのを「ロング」と呼び、体系が違う。S/M/L ではない。
しかし、エクセシオールの勘違いはそれだけではなかった!オレがここでカプチーノを頼むと、牛乳がたっぷり入った大きなカップが来た。これ、カフェラテじゃないの?ときくと、いや、これがカプチーノだという。たまたま違う人が注文したカフェラテが横にあったが、どうみても同じだ。どこが違うんだ、とたずねると、カフェラテにチョコレート粉がふりかけてあるのがカプチーノ、との答え。おい、おまえそれでも、コーヒー専門店のつもりか?カプチーノは、エスプレッソにほんのちょっとのスチームミルクとスチームミルクの泡を入れたものだ。アメリカでは少なくともそうだ。ミルクが多くてミルクの方が主体になったら、カフェラテ。粉ふりかけたらカフェラテがカプチーノになるなんてことは、断じてない!勉強しろ!
土足厳禁
ユニクロで試着室に土足で入ろうとして怒られしまった。訪ねて行った家で、スリッパをすでに履いているにもかかわらず、トイレに入る時は、トイレ専用スリッパに履き替えることに新たな驚き。
混合水栓
温度を指定すれば、ひたすらその温度のお湯を提供してくれるすばらしい発明。何でアメリカにはないのだろう?ずぼらなアメリカ人も喜ぶと思うのだが。
ウォシュレット
ウォシュレットのさらなる普及度にはびっくりだ。公園と町中と駅の公衆トイレ以外、どこもかしこもウォシュレット。個人的には、いちいち水をかけていては、乾かすのに時間がかかって、そんなに好きではないのだが、痔になったら重宝するだろうな。でも日本人ってそんなに痔の人多いの?
ハンカチ不要
アメリカでは、トイレにペーパータオルか、乾燥器がついているのが普通だから、ハンカチなんて持ち歩かない。ハンカチは、もっぱら日本旅行用だ。だが今回の旅行では、あまりハンカチの用にならなかった。日本でも、ペーパータオルか乾燥器がつくのが当たり前になってきているようだ。地球環境保護の点からすると、いいことなのか疑問だが、便利なことは便利だ
回転寿し、吉牛、鰻丼
日本訪問時に必ず食べるのがこれ。回転寿しは、一皿100~130円で、おいしく新鮮。腹一杯食べても1000円ちょっと。アメリカの回転寿司だとこれが$30(3000円)位になる上、ネタが新鮮じゃない。吉野家の牛丼は、安くてうまい!鰻は、アメリカでは、鰻の捕獲が禁止されているので、加工済み輸入ものしか食べられない。
暴走チャリ
歩道を走っていて、ちりんちりんと鳴らしさえすれば人がのくと信じて、スピードを緩めようとしないチャリ。昔からいるが、まだやっぱりいた。困ったものだ。歩道は、歩く人の為のもので、自転車にはお情けで使わせてやっているということがわかってないようだ。
禁煙化
社会の禁煙化が意外と進んでいるのにはびっくりした。路上喫煙禁止の場所が多いし、上島珈琲は、禁煙席の方が多かった。(もっとも禁煙席は余っていて、喫煙席は満席だったが。)一番びっくりしたのは、サルサクラブが以前のように煙たくないことだ。灰皿が置いてあるにもかかわらず、吸っている人をあまりいなかった。いいことだ。
話変って、エクセシオール。ドトールの別ブランドらしいが、かなり変。以前にも書いたと思うが、サイズの分類 S/M/L の S をショートと呼んでいる。おい、S/M/L の時の S は、スモールだよ。小さい飲み物をショートと呼ぶのは、(アメリカの)スタバのでっちあげで、あちらは、そもそも大きいのを「ロング」と呼び、体系が違う。S/M/L ではない。
しかし、エクセシオールの勘違いはそれだけではなかった!オレがここでカプチーノを頼むと、牛乳がたっぷり入った大きなカップが来た。これ、カフェラテじゃないの?ときくと、いや、これがカプチーノだという。たまたま違う人が注文したカフェラテが横にあったが、どうみても同じだ。どこが違うんだ、とたずねると、カフェラテにチョコレート粉がふりかけてあるのがカプチーノ、との答え。おい、おまえそれでも、コーヒー専門店のつもりか?カプチーノは、エスプレッソにほんのちょっとのスチームミルクとスチームミルクの泡を入れたものだ。アメリカでは少なくともそうだ。ミルクが多くてミルクの方が主体になったら、カフェラテ。粉ふりかけたらカフェラテがカプチーノになるなんてことは、断じてない!勉強しろ!
2010-04-07
日本のチマチマ文化も韓国には完敗
ニッポンの食べ物と言えば、弁当!それも幕の内弁当だ。
例えばこちらに住む中国人が家でつめて(「作って」とは言わない)職場に持って来る弁当なんて、簡単で、ご飯の上に鶏のとさか(足だったかも)を生姜醤油で煮たやつをぼつんと乗せてあるだけだったり、せいぜいたまに豪華にチンゲン菜の油炒めがついていたりだ。アメリカ人なら、サンドイッチとか、夕食の残り。サンドイッチといっても、パンにピーナッツバターを塗っただけ、なんてのもある。ま、とにかく、同じものを大量に食べる。よく飽きないなぁ。
それに比べて我がニッポン人は、すばらしい。小さな箱を区切って、いろんな種類のおかずをちまちまと並べて、少量多種。いろんな味が楽しめるが、しかしちょっと豪快感というか野性味というかは欠ける。オレはこれを密かにチマチマ文化と呼んでいる。

ところが、上には上がいた。日本のお隣韓国。オレの住んでいるアパートの廻りは、エチオピア人と韓国人の多い地域のようで、韓国レストランがたくさんある。そのひとつに行って、平日限定ランチスペシャル税込み$10(でもアメリカのチップという悪習のため、実際には$11払うはめになる)を頼んでみた。そしたら、メインディッシュの前に、小皿がたくさんやってきた。来るわ、来るわ、全部で12皿。これ、幕の内弁当に入っているおかずの種類より多いじゃん。おなじみキムチから、モヤシ、小魚、小芋の甘煮、リンゴのサラダ風、その他いろいろ。いやぁ、もう負けました。完敗です。脱帽です。
これ、ちなみに、もっと安めの違うレストランで$8ぐらいの定食を頼んだ時でも、やっぱり小皿がたくさん出て来た。さすがに12皿はなかったが、8皿ぐらいはあったと思う。
アメリカでこれだから、韓国でレストラン行ったらもっと来るのかなぁ?行ったことある人?
ところで、日本にも、在日韓国人経営の焼き肉屋がたくさんあるが、 なんで日本に来ると韓国料理はあんなに高くなるのかねぇ。付け合わせの小皿なんてお金出さないと来ないし、ご飯のお代わりだって有料だし。韓国に近いんだから、アメリカよりもっと韓国風でいいはずなのに、不思議だ。
追記:似たようなブログを過去に書いたような気もするが、年寄りのやることなので気にしないように。
例えばこちらに住む中国人が家でつめて(「作って」とは言わない)職場に持って来る弁当なんて、簡単で、ご飯の上に鶏のとさか(足だったかも)を生姜醤油で煮たやつをぼつんと乗せてあるだけだったり、せいぜいたまに豪華にチンゲン菜の油炒めがついていたりだ。アメリカ人なら、サンドイッチとか、夕食の残り。サンドイッチといっても、パンにピーナッツバターを塗っただけ、なんてのもある。ま、とにかく、同じものを大量に食べる。よく飽きないなぁ。
それに比べて我がニッポン人は、すばらしい。小さな箱を区切って、いろんな種類のおかずをちまちまと並べて、少量多種。いろんな味が楽しめるが、しかしちょっと豪快感というか野性味というかは欠ける。オレはこれを密かにチマチマ文化と呼んでいる。

ところが、上には上がいた。日本のお隣韓国。オレの住んでいるアパートの廻りは、エチオピア人と韓国人の多い地域のようで、韓国レストランがたくさんある。そのひとつに行って、平日限定ランチスペシャル税込み$10(でもアメリカのチップという悪習のため、実際には$11払うはめになる)を頼んでみた。そしたら、メインディッシュの前に、小皿がたくさんやってきた。来るわ、来るわ、全部で12皿。これ、幕の内弁当に入っているおかずの種類より多いじゃん。おなじみキムチから、モヤシ、小魚、小芋の甘煮、リンゴのサラダ風、その他いろいろ。いやぁ、もう負けました。完敗です。脱帽です。
これ、ちなみに、もっと安めの違うレストランで$8ぐらいの定食を頼んだ時でも、やっぱり小皿がたくさん出て来た。さすがに12皿はなかったが、8皿ぐらいはあったと思う。
アメリカでこれだから、韓国でレストラン行ったらもっと来るのかなぁ?行ったことある人?
ところで、日本にも、在日韓国人経営の焼き肉屋がたくさんあるが、 なんで日本に来ると韓国料理はあんなに高くなるのかねぇ。付け合わせの小皿なんてお金出さないと来ないし、ご飯のお代わりだって有料だし。韓国に近いんだから、アメリカよりもっと韓国風でいいはずなのに、不思議だ。
追記:似たようなブログを過去に書いたような気もするが、年寄りのやることなので気にしないように。