2010-01-18
アメリカにおける七味唐辛子の謎
オレは、生まれて今まで半世紀、七味唐辛子は、「シチミトーガラシ」と読むものと信じていた。ところが、アメリカに来て、S&Bが日本と同じパッケージで出している七味唐辛子を観察して、唖然。こう書いてあるのだ:
となると、考えられるのは、アメリカではどっかの誰かがこの日本語の一般名詞を商標登録していて、SBさんは、使えないとか、アメリカ人には、シチミが発音しづらいので変えたとか?あるいはひょっとして、昔アメリカで日本の七味を輸入した業者が、カタコトの日本語しかわからない人に、おいこれ何ていうだと聞いて、うん最初の字は「ナナ」で次の字は「ミ」だから「ナナミ」でしょ、と適当に推測して売り始めて、アメリカではこの発音が定着したとか? ・・・うーん謎である。
そう、ナナミ唐辛子。なんで、ナナミ?オレ、間違ったこと信じていた?そんなことないよね。だいたい、ほら、MacOS のカナ漢変換だって、「shichimi」と入れたら七味になるけど、「nanami」じゃ、「名波」とか「七海」とかにしかなんないもんね。
となると、考えられるのは、アメリカではどっかの誰かがこの日本語の一般名詞を商標登録していて、SBさんは、使えないとか、アメリカ人には、シチミが発音しづらいので変えたとか?あるいはひょっとして、昔アメリカで日本の七味を輸入した業者が、カタコトの日本語しかわからない人に、おいこれ何ていうだと聞いて、うん最初の字は「ナナ」で次の字は「ミ」だから「ナナミ」でしょ、と適当に推測して売り始めて、アメリカではこの発音が定着したとか? ・・・うーん謎である。
話はちょっとそれるが、最近ちょっとした気の迷いで合気道を始めた。住居のすぐ近くの道場はしかしアメリカ人経営で、日本人はいない。しかし用語はすべて日本語である。seiza とか、kokyu とか、わかりやすくてよろしい。しかし一つだけわからない用語があった。オレには、「ハニ」とか「ハムニ」とかにしか聞こえない。韓国語みたいにしか聞こえない言葉。しかし意味的に推測して調べてみたら、やっぱり。「半身」のことだ。hanmiの n と n がひっくり返って発音されている。この間違い、近くの道場だけの問題だったらいいのだが、全米や全世界に広まっていて、国際用語では hamni が正しい、何てことにならなければいいのだが。